この記事でわかること
- フリーマーケットの出店準備をはじめる時のコツ。
- フリマの陳列と値段を効率よくつけるコツ。
- 実際のフリマに出店した時のようすとその結果報告。
不要品があるから「いちどフリーマーケットに出店がしたい!」と思うけど、準備とか大変そう。
私もはじめてフリーマーケットに出店したいと思った時は、準備に時間がかかって大変だった!
不要品がたくさんあるのでフリマに出店したいと思っても、「フリーマーケットの出店って大変そう・・」とあきらめて、いらない物は捨ててしまう人が多いのではないでしょうか?
たしかに、家で手軽にできるネットフリマより体力が必要かもしれませんが、日常では得られない体験ができるのはフリーマーケットに出店した人だけ!
そこで、今回ひさしぶりにフリマの参加が決まったので、フリマ準備の撮影をしながら記事にしてみました。「フリマに出店デビューしてみようかな?」と少しでも考えてもらえたら嬉しいです。
フリマの参加が決まったら出店の準備をはじめよう!
フリーマーケット出店の参加が決まったら、家族にも声をかけてまず不要品をあつめることからはじめます。
家族がそれぞれの不用品を出すと家のものを減らせるし、文具や小物など「ちょうど買おうと思ってた」と家族同士でリサイクル活用できます。
そして、家族が出した不用品で思わぬものがフリマで売れたりすると、「今回のヒット賞」「捨てなくてよかった」という話題で盛り上がり、みんなでリサイクルを意識するようになります。
それでは、フリマの出店準備の流れを画像を見ながら解説していきます。
【画像でわかる!】フリーマーケットの準備の流れ
1.家中の不要品を集める。
ひと部屋に集めると、どのくらいの量があるかわかりやすい。
家中を断捨離できるチャンスなので、家族にも声をかけて協力してもらおう!
部屋が不要品であふれている・・不安しかない
2.不用品を種類ごとに分けていく。
種類ごとに「グループ分け」したら陳列カゴや箱に入れていく。
「グループ分け」は、わかる物からはじめよう!わからない物は「その他」でまとめておく。
「あれっ?」ちょっと、まとまりができてきた
3.分けた不要品を陳列して値札をつけていく。
陳列用のカゴや箱に入れた物から、値札をつけるとはかどる。
フリマ出店のディスプレイをイメージしながら、カゴや箱に入れてみる。
だんだんお店の雰囲気に近づいてきた~!
4.商品を運びやすいように荷物をまとめる。
フリマで並べる順番を決めて荷物をまとめると店作りがスムーズに。
当日成功するコツは、すぐに陳列できるような荷造りをすること。
山のような不要品もコンパクトに。いよいよ出店間近!
次はさらに掘り下げて、「出店準備を手際よく進めるコツ」を教えるよ!
フリマの出店準備を短時間で進めていくコツ
フリマの準備を手際よく進めるコツは、部屋に集めた不用品を6つのグループに分けていくことです。この方法にしてから、部屋中に広がった不用品の山も30~40分ほどで分けられるようになりました。
グループ分けができたら、お店のイメージもなんとなくできあがってきます。そして、陳列ごとに商品に値札を付けていけばフリーマーケットの準備はほとんど完成!
それでは、部屋にあつめた不要品を6つのグループに分けていくよ
1.不要品を6つのグループに分ける
私が不用品を分けるときの6つの項目を一覧表にしてみました
フリマの準備で何からはじめたらいいのかわからない人は、自分のグループ分け一覧表を作って分けていくのもオススメです。
- ファッション
(服・ベルト・スカーフ・靴など) - カバン
(リサイクルバック・カバン・ポーチ) - 雑 貨
(インテリア・文具・ポーチ・キーホルダー・アクセサリーほか) - 食器・陶器
(生活用食器・花びん・花器) - 本・CD
(絵本・マンガ・文庫・雑誌) - その他
(100均グッズ・キッチン用品・趣味・日用品など)
不要品の6つのグループ分け一覧表」に沿って、わが家の不要品を分けてみました。
①ファッション ②カバン ⑥その他
③雑貨
③雑貨
④食器・陶器 ⑤本・CD ⑥その他
⑥その他
ざっと見ると雑貨がメインのお店だね。雑貨をさらに細かく分けて陳列を考えるといいね。
これまでのフリマで子供の関係は、ほぼ売れました。
今回は「夫婦の不要品+実家の不要品」がメイン。
グループ分けで、「自分で使いたくなった物」や「メルカリやフリマアプリの方が高く売れそうな物」は外します(靴・バック・日用品など)
2.グループ分けした不用品の陳列方法を考える
不要品を6つのグループに分けたら、陳列用の小道具を使って並べていきます。「どれでも○○円」と統一している陳列は、○○円の値札も合わせてつけていく。
- カゴやケースに入れる
- ハンガーラックにかける
- フリマ用の机に置く
私のよく使うディスプレイの小道具の画像を見ながら、使用例を説明します。
客寄せに大活躍!・・ふた付の収納ケース
ふだんは、クローゼットで衣服を収納しているふた付ケースがフリマの客寄せケースとして大活躍。
グループ分けした台所用品・日用品は、ふた付ケースに入れて50円の値札を付けていく。
ふたを閉めると持ち手付きで運びやすく、開けるとすぐ陳列できる最高の陳列ケース。
布製の大きめボックスとハンガーラック
家で使っている「布製の大きめボックス」と「ハンガーラック」もフリマでは大事な小道具です。
不要な100均グッズで「ふた付の収納ケース」に入れなかったものは「布製の大きめボックス」行きになります。
ファッション類(服・ベルト・スカーフ)はハンガーラックにかけて、帽子・ポーチなどの小物はカゴに入れて値札をつけていきまする
布製の大きめボックス
折りたためる布製の大きめボックスに100均の雑貨を入れて値札をつける。
ハンガーラック
洋服・小物類もハンガーラックにかければ床もすっきり!そのあと値札をつけていく。
店の中心・・折りたたみ式キャンプ用の机
キャンプ用の机は、お客さんの目につきやすい高さなので私の店の中心になります。机の上に「目立たせたいもの」を並べ、机の周りには「客寄せの陳列」を置いて値札をつけていく。
机は組み立ててしまうと、全体のレイアウトがわかりにくくなるので平置きにしています。
画像の上の方の陳列
- 缶バッチ・ピンバッチ
➥ふた付き缶に入れる。 - 手芸用品
➥カゴに入れる - 配線コード類
➥カゴに入れる - アクセサリー
➥木製ボードに陳列
画像の中央と下の陳列
- インテリア・雑貨・その他
➥机に並べる - バック類
➥まとめて置く - キーホルダー・ストラップ
➥木製ボードに置く
「不要品」が「商品」として生まれ変わる感じがする!
これでフリマ当日のお店のイメージがなんとなく出来あがってきたかも。
フリマの商品に値札をつけていくコツ
フリーマーケットの商品に手間をかけずに値札をつけていくコツは、「陳列してから値札をつける」ことです。
私のフリマの中で、50円均一/100円均一/300円均一の陳列がありますが、これは「客寄せの効果」と「値段を同じにするとわかりやすい」という2つのメリットがあります。
「○○円均一」に振り分けた不要品は、○○円の値札を付けていくだけなので時間もかかりません。そして個別に値段を決めたいものは、あとでゆっくり考えればいいのです。
フリマをはじめた頃、グループ分けをせず1つ1つ値札付けをしてたから疲れたし、終わりが見えない作業にまいったよ💦
Q「○○円均一」の商品は、値段がわかっているので値札をつける必要がないのでは?
Aお店が繁盛して忙しい時、まとめ買いしてくれるお客さんにすぐ対応できるので手間をかけても値札は付ける価値あり。
不用品が多すぎる時はどうしたらいいのか?
フリマ初心者の人で、不要品が多くて全部を持っていくのはムリかも・・という方に2つの方法を提案します。
提案❶・・いろんなジャンルのものを量を決めて持っていく。
出店スペースの大きさは決まっているので、置ける数には限りがあります。「売るものが多すぎて全部並べられなかった」なんてことのないよう欲張らずに持っていこう。
提案❷・・ジャンルを絞って持っていく。
持っていくジャンルを決めれば、あれもこれもという欲がなくなり気が楽になります。フリマ会場によって売れ筋はちがいますが「当たればラッキー!🎯」というくじ引き気分で気軽にやってみよう!
どの会場でどんなものがよく売れるのか?
それでは、私のフリマの体験をかんたんにまとめてみました。もっとくわしい記事は【フリーマーケットで「売れるもの」「売れないもの」の違いは?これがわかれば店繁盛!】に載せています。
子どもの物がよく売れる会場
- 地域イベントでのフリマ出店
- 園児のダンス発表など子供の参加があるイベントでのフリマ
- よさこいイベントでのフリーマーケット
子供や親子連れが多い会場は、こども関係のものを持っていけばヒットまちがいなし!多少使いこんだ絵本やおもちゃでも売れていったよ😊
会話力が勝負?何が当たるかわからないフリマ中心のイベント会場
- 幅広い年齢層が集まるので、売れ筋の予想ができない。
- 色んなジャンルの物を持っていくと意外なものが売れる。
- 定例開催のフリマは常連さんも多く、新しい出店者は注目されやすい。
お客さんと会話が弾んだときや、女性の友達同士でおそろいを買ったり・・その時のご縁もあるんだよね。
そうなのよ・・「同じ会場で出店しても、前回よく売れたものがまた売れるとは限らない」フリーマーケットって奥が深いよ。
【当日のフリマは雨天中止✖】家でフリマ出店のレイアウトとディスプレイを実演
今回のフリーマーケットは雨天中止になりました。ブログ記事のため、写真を撮りながら時間をかけて準備を進めていただけにショック( ノД`)シクシク
実家から頼まれた不用品もあったので気合が入っていた⤵
せっかくなので、フリマのレイアウト編でもやった「2階でフリマ出店」を再びやってみることに。次回のフリマに向けてのリハーサルです。まずは重い荷物を2階に運び込むところからスタート
まさか2回目があろうとは・・
1⃣全体のレイアウトを考えて荷物を置いていく
店の中心になる「机まわり」と「左サイド」のレイアウトを作り、並べる商品を近くに置く。
2⃣机上の陳列をする
前日に陳列のリハーサルをしていたので、あっという間にできあがった。
3⃣机まわりの陳列をする
キーホルダーとカバンをかけて、バスケットのふたをパカーンと開ければOK。
机まわりの全体の様子
ふた付ケースは、商品も運べてふたを開ければディスプレイが完成するのでとても重宝。
4⃣左サイド(正面からみて)の陳列をする
ダンボールと衣装ケースで作った陳列台に布をかけ、食器・陶器を並べてその周辺に日用品を置いていく。
5⃣右サイド(正面からみて)の陳列をする
ハンガーラックに服や小物をかけ、陳列カゴにファッション小物を入れる。本・CD・その他の商品を置いていく。
ジャーン!♪
2階のフリマ会場で私のお店ができあがりました!
陳列を考えながら準備をしたので、時間がかからずお店ができあがった!
【後日のフリマ出店】当日の出店のようすをくわしく報告します!
雨天延期のフリーマーケットが後日開催されました。中止になった日に2階で実演したフリマのリハーサルが完璧だったので、当日はすぐお店が完成できあがるだろうと自信満々でしたが・・
出店場所は現地で決まるので、リハーサルのようにはレイアウトができなかったようです。
つぎに、正面から見て、「店の左側のレイアウト」と「店の右側のレイアウト」のアップの画像を見てください
店の左側
店の右側
なぜ、家で実演したリハーサル通りのレイアウトができなかったのか聞いてください。
現地で決まった出店場所は、左側にすぐ隣の店があったので、隣りが大きな屋根付きテントを設置した時点で奥行きを利用してお客さんに見てもらう左側のレイアウトはボツになりました。
左側に並べる予定だった食器や日用品は、店の中央の凹んだ部分に並べることになったのですが、このレイアウトが今回大当たり🎯になりました。
凹んだ部分にお客さんが入ってきて、まわりに並べた食器や商品をどんどん買ってくれるのです。「奥に入ってちょっとのぞいて見る」というレイアウトが購買意欲をさそったのかもしれません。
フリマ開始の10時~11時30分頃まで、とにかく座る間もなくお店は大繁盛でした!
なにが幸いするかわからないね
予定通りのレイアウトができずに焦ったけど、すぐ別のレイアウトに切り替えられたのがよかった!色んなレイアウトを知っていると、こんなとき切り抜けられるね!
売り上げの結果発表
では、フリーマーケット参加の最大のお楽しみ!
気になる売上の結果発表です
定例開催のフリマ会場だったので、常連客は新しい出店者(もーり)に寄ってきた可能性はあるかもしれない。
捨てればゴミになる「不要品」が、フリマを通じてだれかの役に立てば「おこづかい」に。だから「フリマの売上金は、私にとって特別なごほうび」
今回のフリマ出店の「よかった点」と「反省する点」
何回フリーマーケットに参加しても、違った結果にうなってしまうこともしばしば。今回のフリマでも新たな発見が多かったので、「よかった点」と「反省する点」に分けてまとめてみました。
よかった点
客寄せの陳列が効果を発揮!
・キーホルダーボード
・お菓子の缶の陳列
・50円均一の収納ケース
お客さんが集まってよく売れた。
早めの値下げ対策
買おうか迷っている人がいる商品は、早めに値下げすると高い確率で売れた。
常に陳列を変えていく
売れてない商品は、人目につくよう通りに面した場所にまめに置きかえていくと売れやすかった。
反省する点
パラソルとアクセサリーボードが風で倒れてしまった
午後から天気が不安定になって強い風が吹いた時、パラソルとアクセサリーボードが倒れて隣の店の人とお客さんに迷惑をかけてしまった。
【改善策】
パラソルの固定を強化する
従来のパラソル用のおもり+紐で机にくくるなどして突風対策を考える。
アクセサリーボードの固定方法を考えるアクセサリーボードを支える脚を工夫して取り付ける。
フリマ参加をするとやっぱり楽しかった!
久々のフリーマーケットの出店で気合が入ってただけに、雨天中止になった時はがっくり。延期になった日までだいぶ時間もあり、延期予定の日が近づいてくると正直めんどうになっていました。
当日は、店作りの途中でハプニングもあって出店準備が終わるころにはヘトヘト。ところが開店前からお客さんが集まり、開店するとつぎつぎ売れて忙しくなり疲れも吹き飛びました。
常連っぽいお客さんには値切られましたが、自分が気持ちよく譲れる範囲で値下げできたかな。昼には来客のピークも過ぎて疲れがどっときましたが、やりきった満足でとても充実した1日でした。
「自分のいらない物でも欲しい人がいる」と肌で感じられるのは、お客さんと直にやりとりできるフリーマーケットの特権。出店したいけど勇気のもてない人は、1度は出店してほしいです!
「体力的にもきついし、今回のフリマで卒業だな・・」と当日の開店前まで思っているのが、終わってしまうと達成感と小遣いGETでハイな気分↗
次はどんな風なレイアウトで出店しよう?なんて思いをはせているのです。
もうフリマの沼にどっぷりはまってるね~
今回もフリマ出店ならではの面白いエピソードや人との出会いがありました~。また体験談をまとめて記事にしたいと思います!
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