- いらない布・はぎれ布の使い道をしりたい。
- 服の整理をしたけど、いらない服や着ない服は捨てられない。
- 古着からリメイクしたい。
子育て中は手さげカバンや学校で必要なもの(給食袋・ランチョンマット)など手づくりしていたので、あまった布やハギレ布はそれなりにありましたが、実家から回ってきたハギレ生地も加わりどんどん布が増えて困っていました。そのころ、洋服ダンスもいっぱいで服の断捨離をするか悩んでいました。
はぎれ布や服を使わないで捨てるのはもったいないね
増えた布や洋服の断捨離はしたいけど、すぐに捨てるのは難しいなぁ。
はぎれ布も洋服も役立つために家にやってきたものです。あまり使わず捨ててしまうのはあまりにも身勝手で後ろめたい気持ちになります・・
「役目を果たす」
ものを捨てる前にこの言葉を思い出すようにしています。そうすれば「役目を果たしていないのに捨ててはいけない」どうすれば最後まで活用できるのか頭をひねって使い道を考えるから。
「役立つものにリメイクする」 「フリマ・ネットで売る」 「カットして使いきって捨てる」この3つの方法で「布」や「服」は役目を果たし、私はきっぱり別れることができました。いまからその方法を紹介します。
- いらない服や布や古着の使い道を考えて役立つものにリメイクする
- 古着を捨てる前に活用する方法
- いらない服・着ない服をフリマ・ネットで売るコツ
1.【リメイクで大活躍】いらない布や古着を使って役立つものにチェンジする
【手づくりマスク】・・リメイクとは思えない着け心地のよさ!
まだまだ自分の身を守るためにも感染を防ぐためにも、マスクは職場や日常生活で大切な必需品です。市販の布マスクを買わなくても、ちょっとのはぎれ布や服を使っておしゃれなマスクがたくさんできました。
①はぎれ布のマスク
②古着のマスク
③子供服やTシャツのマスク
④Yシャツやハンカチのマスク
- 【はぎれ布のマスク】
子どもに作ったお手製品のあまり布・母のパッチワークのあまり布で作る - 【古着のマスク】
着ていた服をカットして作る - 古着のマスク【子供服・Tシャツ編】
私の子供時代(40年以上前)の服・Tシャツをリメイク - 古着のマスク【Yシャツ・ハンカチ編】
夫の着古したYシャツやハンカチをリメイク
40年以上前のこども服がマスクになるとは!服は母のお手製なので、マスクを見せると感激していました。
使っていないものや捨てようとした服をマスクの裏地に使ったら、とてもよかったので紹介します
①使ってない「ひんやりタオル」を裏地に
②夫の「冷感ジャージ」を裏地に
- 【冷感クールのタオル】
使っていないクールタオルをマスクの裏地にしてみると、蒸れずにとっても快適だった。 - 【冷感ジャージ】
スポーツメーカーのジャージは、目立った引っかけキズができて捨て候補でしたが裏地に使うと夏もひんやり息苦しくなかった。
【ペットの服】・・お気に入り服はかわいい家族のためにリメイク
愛犬🐕の服は古着でリメイクすると、既製品よりはるかにオシャレな服が出来あがります。
リメイクする服は、肌ざわりのいいお気入りの服を使いました。着せてあげると「家族の一員!」という気持ちがいっそう強まります。
かんたんに作れる犬の服の本はいろいろあるので、どれか1冊買って型紙さえとっておけば短時間で何枚も作れます。生地が足りない時は、袖など切りかえの部分でちがう生地にしました。
小型犬はちょっとの生地があれば作れます。大型犬はTシャツをかんたんリメイクして着せている知人がいてとても似合っていました。
おかあさんの綿Tシャツのリメイク服は肌ざわりよくて着やすかった~
【身近に使える布小物】・・たくさん作って使ってもらおう!
少しのはぎれを組み合わせた素敵なリメイク作品。眠った服や布で作る、リメイクの参考にしたいものを紹介します。
①Yシャツ生地のティッシュケース
開くとティッシュとポケット
②鍋敷きとティッシュカバー
- Yシャツ専門店のリメイク品。あまったYシャツ生地をつなぎ合わせたィッシュカバーは、見ていて楽しくなる。ハギレで作る小物の参考にしたい。
- 友人のお母さんが家の着物や布生地の断捨離をかねて、たくさん作った鍋敷きとティッシュカバーのおすそ分け。ちりめん生地が軽くて使いやすい!
眠っているはぎれや着物が、使えるものに変わると「もうひと働き」できます。また鍋敷きやティッシュカバーは日常でも使えるので「いらない服や布は捨てずにリメイクして、みんなに使い助けしてもらう!」という考え方っていいですよね!
【オーダーメイドの布作品】・・便利すぎて捨てられない!
作り方も自由きまま!眠った布で作ったわりには、何年もわが家で活躍しているハンドメイド作品を紹介します。
1.レターホルダー(状差し)
①側面にぴったりサイズのレターホルダー
②思わぬもので固定してます・・
- 3000円くらいの安い多目的ボックスの側面にぴったりサイズ。
- 上部にネジを差しこみ麻ひもで固定、ホルダーにとおしている棒は「さいばし」です。
6つのポケットに手紙・割引クーポン券・名刺ファイル・電車やバスの時刻表など、暮らしの中でよくつかうものが仕分けされていてとっても便利です。
2.洗面台横のウォールポケット
洗面台の横の幅50センチのかべを利用して、つっぱり棒でかんたんに取り付けしています。
①洗面台のウォールポケット
②洗面台横で家族のものを収納
- キルト芯をはさみ、刺繍糸でステッチした土台に手ぬいでしっかり付けたポケットは重いものを入れても大丈夫!
- 正面の鏡を見ながら、右のポケットから身だしなみ用品を取りだして出かける前にささっと整えられます。
家族の身だしなみ用品(ブラシ・スプレー等)とわたしのメイク用品すべて収納しています。こまごま散らばっていたのが全部収納できて洗面台もすっきり!
3.階段下のウォールポケット
階段下の三角のかべに突っ張り棒+手づくりウォールポケットを取り付けました!
①階段下の物置
②扉を開くと道具入れ
- 家の廊下にりっぱな扉の物置がありますが、階段の下なのでせまくて使いにくい。
- とびらを開けると大きな三角のかべがドーンと目の前にせまってきます。
障子や網戸張り替え・風呂補修・フローリング補修など、家のメンテナンスセットがすぐ取り出せます。カッター・かなづち・ペンチ・ドライバーなどよく使う道具も収納していて超便利!
いちばん使いにくかった所が、便利な場所にかわりました!
4.玄関マット
同じ大きさに切った布をミシンでつなぎ合わせるだけの「かんたんパッチワーク」です。キルト芯をいれて厚さをだしました。
①自作の玄関マット
②ピアノの椅子カバーに
- 玄関でよく使っていたので、へたってきました。
- パソコンデスク用にしているピアノの椅子に掛けてもうひと働きしてもらいます。
赤を基調に色を加えて、とにかく縫っていくだけ!暗かった玄関がぱ~っと明るくなりテンションもあがります。
5.枕カバー
ありあわせの布でかんたんに作ることができ、布も大量消費できます。
①ありあわせの生地で作る枕カバー
②ふくろ状のカバーに枕を入れる
③端を折ればセット完了
枕より少し大きめのふくろ状のカバーは、直線でぬうだけで完成。枕を入れてあまった部分を裏に折ればセットOK。作るのもセットもかんたんなハンドメイド作品。表裏の柄はちがうけど家族が使うので気にしな~い。
子供用バックのあまり布は厚手なので秋冬用。浴衣やワンピースのあまり布はさらっと涼しいので春夏にぴったり。
【母の年季の入ったパッチワーク】・・これぞ究極の布の断捨離!
このベットカバーは母の手縫いのパッチワークキルトで私のいちばん大切なハンドメイド作品。私の子供時代の服もピースの中にあるので、この大きなベッドカバーを広げると家族が当時を思い出して話が盛りあがります。
「このワンピース懐かしい!」「小さい時の姉妹おそろいの長袖服~」「お母さんが若いころ着てた服だ~」など会話はつきません。まさに家族の歴史をちりばめた思い出の作品です
「赤毛のアン」でマリラがアンの古着でパッチワークをしようとする時、アンの成長が次々とよみがえってきて手を動かすことができなかった・・という名シーンを思い出す。
いま、母のパッチワークはベッドカバーとして使われてますが、眺めているとタイムスリップしたように昔がなつかしく思い出されます。まさに古いものから新しい作品を作り出す「究極のリメイク術」です。いらない服・はぎれ布は切って「パッチワークのパターン生地」でしまっておくと場所もとらず、使いたい時すぐ縫いはじめられます。
2.【布の最後の活用方法】よく着た服もリメイク品もこれで手放せる!
【ウエス】・・掃除や食器よごれに使える万能カット布
古着や布の最後の働き場所です。ハサミで裁断すると気持ちの整理もついてすっきりします。切った布をカゴに入れて最後の仕事をしたら気持ちよく「さよなら」できます。
③端を折ればセット完了
カットして掃除や食器のよごれ拭きに
服・布・リメイク品など充分役目を果たしたものは、最後はウエスとして使われます。ここまで使いきれば感謝して捨てられます。
シンクの汚れ・食器の汚れもウエスでふくと洗い物も楽です。掃除にさっと使える便利な万能そうじグッズです。
3.【いらない服を売るコツ】フリーマーケット・フリマアプリ・ヤフオクの使い分け
フリーマーケット
- ノーブランドの服・使用感はあるけどまだ着れるブランド服は、フリマで300円から500円で安くすると売れる。
- 母や姑の古着がよく売れる(処分できない服が多く、私が代行することで手放せるようです。(-_-;)お腹・腰回りの体形カバーするロング丈・ゆったりサイズが同年代の方にうけるようで、同じ人が数枚買ってくれる。
すぐに着れる服を探している人が多いので、秋のフリマなら「秋冬物」・春のフリマなら「春夏物」とその季節に応じて並べるようにします。きれいな古着は喜んで買ってくれる人が多いです。
フリマアプリ・ヤフオク
- ブランド物やスポーツメーカー品はフリマアプリかヤフオクで売る。
- 早く売りたいときはフリマアプリ。メルカリは相場が出てくるので参考にしてライバルが多い時は少し安くして出品。
- ヤフオクは、何といっても値段が少しあがるかなぁというわくわく感がある。上がればもうけものという気持ちで、欲ばらない値段でスタート。
「出品する時期」で売上がかなり違ってきます。ひとつ季節を先取りして、春は夏にも活躍する半袖や薄手のカーデガン、夏の中旬は秋にも着れる長袖を意識して出品していく。今の時期はどんな服が売れているのか・調べてから出品するのも高く売れるコツです!
着なくなった服は、捨てないでフリマやネットを通じて人に譲るとお金になって帰ってきます。あまった布や古着を「使うもの」に変えると買わずにすむので、どちらもわらしべライフマネーがたまります!
- わらしべライフマネー・・いらない物を売ってほしいものを買うおかね
4.【捨てずに使う】洋服も余った布も、使って減らせば家もすっきり片付く!
昔からわたしは家庭科が大きらいでした。製図~チャコペン~しつけ縫い・・長い過程にうんざりし、いつになったらミシンで縫えるの!?と縫う前に疲れてしまい「洋裁って大変だな」という苦手意識をもちました。
初めての課題のパジャマは、なんどもミシン糸をほどかされて苦い思い出しかありません。でもリメイク作品は決まった型紙もないので自由に作れます。生地が足りなければつぎ足せばいいのです。
リメイクは「洋裁」というより「創作」です!
自分がほしいなと思うものを自由に切って作って形にすると、世界で1つのオリジナル作品に生まれ変わります。また、鍋敷き・あめちゃん入れ・ティッシュケースなど身近に使う小物を作って配り、みんなに使って助けてもらうのもリサイクルの活用術ですね。
古着や布の今あるもので、必要なものを作っていこう。そしてむやみに服は買わないようにしよう・・
- 使っていない服や布から今ほしいものにリメイク活用する
- フリマやネットを通じて、ほしい人に譲ることで使ってもらう
- 古着・布・リメイク品の最後は、ウエスにして使いきって別れる
_(._.)_最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>
おすすめの記事はこちら
-
【引き出し活用アイデア】こんなものまで収納できるの?!可能性が広がる実例写真付
-
【すぐできる食器を減らす方法】使っていない食器の活用で食器棚もすっきり片付く!
-
ものが減ってお金が貯まる「捨てない片付け方」・・家も心もすっきり解決!
-
【捨てない片付け方❶】使ってくれる人を見つける!「譲って減らす」方法
-
【捨てない片付け方❷】使っていけばいいだけ!「物を減らす」かんたんな方法
-
【ペットの手作り食への道のり】ごはんを食べなくなった愛犬がみるみる変わった!
-
フリーマーケットで不用品がお小遣いに!始め方~売るコツ・売れるコツまで伝授
-
【捨てる前にリメイクしよう】いらない布や着ない服の使い道がわかる!写真付き